梧堂ごどう)” の例文
武州小川の大塚梧堂ごどう君の話では、夜道怪は見た者はないけれども、蓬髪ほうはつ弊衣へいいあかじみた人が、大きな荷物を背負うてあるくのを、まるで夜道怪のようだと土地ではいうから
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)