梢霞こずえがすみ)” の例文
腰かけている路傍の石から、春の梢霞こずえがすみを越えて、法隆寺の塔が、頃あいな距離で眺められる。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)