條虫さなだむし)” の例文
新字:条虫
すこし工合が惡くなつたんで、お醫者さんに見てもらふと、お酒のためぢやなくて、七卷半の、三上山の大蜈蚣むかでではないが、お腹一ぱいに條虫さなだむしの大きな奴が蟠踞してしまつてたんだつて——
夏の夜 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
その人は條虫さなだむしだが、あんたのは、虫にしたら、なんだらうなあ。
夏の夜 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)