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桃生
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ものお
ふりがな文庫
“
桃生
(
ものお
)” の例文
伊東新左衛門は
桃生
(
ものお
)
郡小野、二千石あまりの館主で、年は三十二歳、生れつき多病のため子供がなく、数年まえ、古内主膳の子で
采女
(
うねめ
)
というのを養子にした。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
桃生
(
ものお
)
郡小野に、二千七百石で、伊東新左衛門という館主がいる。やはり「筋目」であるが、七十郎はその新左衛門の妻の弟であった。彼はいま二十七歳になる。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そのうちの二カ所、登米郡
赤生津
(
あこうづ
)
と遠田郡小里村の件は、安芸の譲歩によって落着したが、式部はそれで味を占めたように、
桃生
(
ものお
)
郡の深谷でまた問題を起こした。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
伊達
安芸
(
あき
)
と伊達式部との、領地の境界の争いは、遠田郡小里村、
登米郡
(
とめごおり
)
赤生津
(
あこうづ
)
村、
桃生
(
ものお
)
郡深谷、という三カ所で起こっていて、甲斐はその現地へ、内検分にでかけた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
桃
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“桃生”で始まる語句
桃生郡