柴刈しばかり)” の例文
お秋さんは、山へ柴刈しばかりに行つたかへりに、雪に降りこめられました。こん/\と止めどなく降つてくる雪は、膝を埋め、腰を埋め、胸を埋める深さにまで積つてきました。
雪に埋れた話 (新字旧仮名) / 土田耕平(著)
豆和尚さんはその後、決して豆小僧を山へ柴刈しばかりにはやらないやうになりました。
豆小僧の冒険 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
むかしむかしじじは山へ柴刈しばかり
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)
むかし/\ぢゞやま柴刈しばかり
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)