柳葉やなぎは)” の例文
(いよいよ此奴こやつを!)と日置正次、引きしぼり保った十三束三伏ぞくみつぶせ柳葉やなぎはの箭先に胸板を狙い、やや間近過ぎると思いながらも、ひょうふっとばかり切って放した。
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
うなぢ柳葉やなぎはがちりかかる
佐藤春夫詩集 (旧字旧仮名) / 佐藤春夫(著)
散りてはかなき柳葉やなぎは
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)