“東洋的令嬢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にっぽんのおじょうさん50.0%
にほんのおじょうさん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、厚手の毛織上衣（シャンダイユ）に革の脚絆をしたうら若き東洋的令嬢（にっぽんのおじょうさん）、喉もとから腰のあたりまで巻きつけた登山綱（ザイル）をポンとたたいて
ノンシャラン道中記：07 アルプスの潜水夫　――モンブラン登山の巻 (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)
湧き返るような大喝采（だいかっさい）、大歓呼のうちに、やがて、砲塔の円蓋を排して現われたのは、眉美（まみうるわ）しき一人の東洋的令嬢（にほんのおじょうさん）。
ノンシャラン道中記：04 南風吹かば　――モンテ・カルロの巻―― (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)