東南風たつみ)” の例文
陽は高くなって、夜来の大雨もはれ、皮肉にも東南風たつみすらだんだんにいでいた。ふと、駒をとめて、曹操は、眼の前にかかった二つのわかれ道を、後ろへたずねた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東南風たつみは吹く。東南風は吹く。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)