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杯口
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ちょく
ふりがな文庫
“
杯口
(
ちょく
)” の例文
大番頭夫人は口で憎がるが、おおかめさんは機嫌よくお
杯口
(
ちょく
)
を重ねて、お酌をしたり、してもらったりしている。
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
と誰かいうと、このお旗本は、
杯口
(
ちょく
)
を下の
膳
(
ぜん
)
の上において、
痩身
(
そうしん
)
の男が、猫のように丸めた背中をくねらし、
木乃伊
(
みいら
)
みたいに黒い長い顔から、
抓
(
つま
)
みよせた小さな眼を光らせて
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
父までが藤木さんに
杯口
(
ちょく
)
を与えながらいった。
旧聞日本橋:12 チンコッきり
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
杯
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“杯口”で始まる語句
杯口屋