“杯口”の読み方と例文
読み方割合
ちょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大番頭夫人は口で憎がるが、おおかめさんは機嫌よくお杯口ちょくを重ねて、お酌をしたり、してもらったりしている。
と誰かいうと、このお旗本は、杯口ちょくを下のぜんの上において、痩身そうしんの男が、猫のように丸めた背中をくねらし、木乃伊みいらみたいに黒い長い顔から、つまみよせた小さな眼を光らせて
父までが藤木さんに杯口ちょくを与えながらいった。