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木念仁
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ぼくねんじん
ふりがな文庫
“
木念仁
(
ぼくねんじん
)” の例文
彼はまだ独身のアパート住いであったが、恋を知らぬ
木念仁
(
ぼくねんじん
)
ではなかった。知らぬどころか、彼は世にもすばらしい恋人に恵まれていたのだ。
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それが年をとってくれば実際家で感情の枯れた
木念仁
(
ぼくねんじん
)
になってしまう。しかし、あの女の偉い所は、若いある時代に自分から思い切ってその空想と感情を絶ち切ってしまったことだ。
女の一生
(新字新仮名)
/
森本薫
(著)
愛すべき
木念仁
(
ぼくねんじん
)
の友達に、彼自身の新しい愛人を見せびらかして、一寸ばかり罪の深い楽しみを味わって見ようとしたまでで、その御用が済んでしまえば、そんな第三者は
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
“木念”で始まる語句
木念人