有縁則住うえんそくじゅ)” の例文
弁信法師が、有縁則住うえんそくじゅと抜からぬかおで多景島に納まり返っているところへ、農奴として処刑せらるべかりし米友が、両士に救われてそこへ身をかくすことになった——という因縁がある。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)