曾富騰そほど)” の例文
新字:曽富騰
かれその少名毘古那の神を顯し白しし、いはゆる久延毘古くえびこは、今には山田の曾富騰そほどといふものなり。この神は、足はあるかねども、天の下の事をことごとに知れる神なり。
現在山間で麦搗むぎつひえはたきに利用し、後には水車小屋とまで発達した水臼みずうすが、土地によってはソウズの名を以て知られ、古事記に出る山田の曾富騰そほどと結び付いているのも
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)