曹達水ソオダすゐ)” の例文
我々は一しよに大学前の一白舎いつぱくしやの二階へ行つて、曹達水ソオダすゐに二十銭の弁当を食つた。食ひながらいろんな事を弁じ合つた。自分と成瀬との間には、可也かなり懸隔かけへだてのない友情が通つてゐた。
あの頃の自分の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)