曹熊そうゆう)” の例文
四男の曹熊そうゆうは多病だし、次男の曹彰は勇猛だが経世の才に乏しい。で、彼が後事を託するに足るとしていたのは、やはり長男の曹丕そうひでしかなかった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曹丕そうひ曹彰そうしょう曹植そうしょく曹熊そうゆうの順だ。けれども大妻てい夫人の子ではなかった。側室から出た者ばかりである。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)