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曲学阿世
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きょくがくあせい
ふりがな文庫
“
曲学阿世
(
きょくがくあせい
)” の例文
学問のためにのみ学問する学徒の無能や、論議のために論議のみして日を暮している
曲学阿世
(
きょくがくあせい
)
の仲間から逃げたのである。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「まったく、あさましい神経質な野郎じゃないか。キザな野郎だ。
曲学阿世
(
きょくがくあせい
)
という奴だよ。お前自身は何者なんだ。不快な連中の集る席へ、何だって、お前は出席するんだ」
不連続殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
少しく自分の説と異なればただちに
曲学阿世
(
きょくがくあせい
)
だとか、
俗論
(
ぞくろん
)
だとか売国的説だとか
異端
(
いたん
)
だとか議論はそっちのけにして、論者の動機やら人格までをかれこれ言うようなことは
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“曲学阿世”の意味
《名詞》
曲学阿世(曲学・阿世 きょくがくあせい)
世に受け入れられやすいように真理を曲げること。曲学は真をねじ曲げた学問、阿世は世間に媚(こ)び諂(へつら)うの意。
(出典:Wiktionary)
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
学
常用漢字
小1
部首:⼦
8画
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“曲学”で始まる語句
曲学