是非ぜっひ)” の例文
「あれが来てこの——そうじゃった、十日にごちそうをすっから、是非ぜっひおまえに来てくださいというから」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「武どん、よう帰ったもった。——実はその、ちっと相談もあるし、是非ぜっひ帰ってもらおうと思ってた所じゃった。まあ帰ってくれたで、いい都合ッごあした。逗子——寄ってつろの?」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)