春来しゅんらい)” の例文
春来しゅんらい、国事多端、ついに干戈かんかを動かすにいたり、帷幄いあくの士は内に焦慮し、干役かんえきの兵は外に曝骨ばっこつし、人情にんじょう恟々きょうきょう、ひいて今日にいたる。
中元祝酒の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
押し出して花一輪の牡丹かな 春来しゅんらい
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)