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明哲
ふりがな文庫
“明哲”の読み方と例文
読み方
割合
めいてつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めいてつ
(逆引き)
身を殺して仁を成すべきことを言いながら、その一方、どこかしら
明哲
(
めいてつ
)
保身を最上智と考える傾向が、時々師の言説の中に感じられる。それがどうも気になるのだ。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
もうこの辺で
名残
(
なご
)
りを惜しむ方が、
明哲
(
めいてつ
)
気を保つ
所以
(
ゆえん
)
だと気がつかなくてはならないはずです。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
貧乏な町人の娘が、金持の町人の妾になるのを、さして不道徳なことゝ思はないのが、この節の人の教養で、そんな事に干渉しないのを以て、
明哲
(
めいてつ
)
保身の術としたのでせう。
銭形平次捕物控:266 処女神聖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
明哲(めいてつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“明哲”の意味
《名詞》
才知に優れ事理に通じていること。また、そのような人。
(出典:Wiktionary)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
哲
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
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