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旧臭
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ふるくさ
ふりがな文庫
“
旧臭
(
ふるくさ
)” の例文
太政大臣藤原の何とか
卿
(
きょう
)
の百二十三代を
辱
(
はず
)
かしめてはならぬと、
氏族
(
うじぞく
)
制度時代の
旧臭
(
ふるくさ
)
い思想を吹き込んだり負いきれぬほどの重荷を負わせたりするのだった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
自分にそういうものを
無
(
な
)
みし、強くあらんがための芸術、偽りに堪えて慰まんための芸術ではないか。歌人の芸術家だけに
旧臭
(
ふるくさ
)
く
否味
(
いやみ
)
なことをいう。道徳かぶれの女学生でもいいそうな芸術批評。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
臭
常用漢字
中学
部首:⾃
9画
“旧臭”で始まる語句
旧臭味