“文成公主”の読み方と例文
読み方割合
ぶんせいこうしゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先に申した通りシナから王妃(文成公主ぶんせいこうしゅ)を迎えた位であるから、チベット国民の仏教的母親はシナから来られたというてシナを懐かしく思い、いつもシナに頼るという心を持って居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
まだ仏教を信じない時分にシナから唐の太宗たいそうの皇女なる文成公主ぶんせいこうしゅめとることになったその時分に、文成公主はその父の太宗に願うて言いますには、チベットは人を殺して喰うという国と聞きますから
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)