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撞着
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ぶつか
ふりがな文庫
“
撞着
(
ぶつか
)” の例文
矢張
(
やっぱり
)
私共でなければ出来ぬ高尚な事のように思って、
切
(
しきり
)
に若い女に
撞着
(
ぶつか
)
りたがっている
中
(
うち
)
に、望む所の若い女が遂に向うから来て
撞着
(
ぶつか
)
った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
人生の研究というような高尚な事でも、私なぞの手に掛ると、詰り若い女に
撞着
(
ぶつか
)
りたいなぞという愚劣な事になって了う。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
異性でも親兄弟に恋をせぬのは其為だ。青年の時分には、性慾が猛烈に動くから、往々理性や趣味性の手を待たんで、自分と盲動して
撞着
(
ぶつか
)
った者を
直
(
すぐ
)
相手にする。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“撞着”の意味
《名詞》
撞着(どうちゃく)
突き当たること。ぶつかること。
前後が一致しないこと。食い違うこと。
(出典:Wiktionary)
撞
漢検準1級
部首:⼿
15画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“撞着”で始まる語句
撞着矛盾