摺火すりび)” の例文
松の木の側に青面金剛という石が建って居ります所に、両人連れの者が𢌞し合羽を着て、脚半草鞋に旅荷を側へ置いて、摺火で頻りに煙草をんで居りますのを、多助が見掛けまして
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)