掉下ふりおろ)” の例文
英臣は身心ともに燃ゆるがごとき中にも、思わず掉下ふりおろす得物を留めると、主税は正面へ顔を出して、呵々からからと笑って
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)