挺子棒がんた)” の例文
川に浮んでいたときはあんなに小さく、扁平へんぺいに見えた木材が、陸にあげられてこんな風に目の前に並ぶと、向う側の男の胴体もかくれるほどおおきかった。木挽らはそれを挺子棒がんたでかつぎ起した。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)