拒絶ことわり)” の例文
さうとは存じながら、やつぱり私の手前勝手で、如何いかにともその気に成れませんので、むを得ず縁談の事は拒絶ことわりを申しましたので御座います
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
八千石の威光を屈し、一度会いたいと礼を尽くし、お招きした時もお拒絶ことわり、にべもない返辞をなさいましたそうで。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)