“手結山”の読み方と例文
読み方割合
ていやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊勢参宮から帰りかけた長者の一行は、ある夜半比よなかごろ手結山ていやまと云う山坂やまさかの頂上にかかりました。手結から浦戸へは五里位しかないから、夜路よみちをしたものと見えます。
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
古い土佐のことわざに、遠火とおびに物をあぶって火のとどかないことを、手結山ていやまの火と云ったものだ。
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)