“扁平足”の読み方と例文
読み方割合
へんぺいそく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元木武夫は冷いコンクリの上を逃げた。扁平足へんぺいそくのはだしが、吹きっさらしの屋上にばたッばたッと不気味な音を立てていた。
白い壁 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
「旦那様の御体格では山路は骨が折れます。然ういうのを脂肪過多と申して軍隊では大層きらいます。脂肪過多は屹度扁平足へんぺいそくでありますからな」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)