房様ボサマ)” の例文
日が過ぎて、山の土産をうんと背負はされた房様ボサマが、奥山からはふり出された様な姿で山口の村へ転げ込んで、口は動かず、目は蠣の様に見つめたきりになつて居たりする。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)