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房楊子
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ふさようじ
ふりがな文庫
“
房楊子
(
ふさようじ
)” の例文
井戸端で顔を洗って居る平次は、猿屋の
房楊子
(
ふさようじ
)
を井戸側の割れ目に突っ立てて、静かに振り返りました。
銭形平次捕物控:238 恋患い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
縁ばたに、杉の
手水
(
ちょうず
)
だらいと、
房楊子
(
ふさようじ
)
と塩が出ていた。お高が置いて行ったのだろう。惣七は、ふうっと腹中にたまっていた夜気を吹き出して、かわりに、思い切り日光を吸い込んだ。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
木戸の外から声を掛けたのは、庭下駄をつっかけて、
房楊子
(
ふさようじ
)
をくわえた浪人者の石巻左陣でした。
銭形平次捕物控:137 紅い扱帯
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
房
常用漢字
中学
部首:⼾
8画
楊
漢検準1級
部首:⽊
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“房楊”で始まる語句
房楊枝