戦々兢々びくびく)” の例文
常に戦々兢々びくびくとして、その部落出身だという素性を隠そうと努めているのは、はたして何のためでありましょう。
融和促進 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
みちで偶然ひょっこり顔見知りの人に遇いはせぬか、雑談はなしのついでにも困った問題に触れはせぬかと、常に戦々兢々びくびくとして、寝ても、覚めても、少しも心の安まる暇はありません。
融和促進 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)