戊戌つちのえいぬ)” の例文
戊戌つちのえいぬ即ち天保九年の)夏に至りては愈々そのことなるを覚えしかども尚悟らず、こは眼鏡めがねの曇りたる故ならめとあやまり思ひて
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
かくして御手許に召置かれることになったものの中には、成化戊戌つちのえいぬの年の述作にかかる『和唐詩』四冊、功徳院所蔵の『日本紀』の珍本および『園太暦』等がある。