“懿宗”の読み方と例文
読み方割合
いそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京兆の尹は、事が余りにあらわになったので、法をげることが出来なくなった。立秋の頃に至って、つい懿宗いそうに上奏して、玄機をざんに処した。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
獄に下った時は懿宗いそう咸通かんつう九年で、玄機はあたかも二十六歳になっていた。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)