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懸硯
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かけすずり
ふりがな文庫
“
懸硯
(
かけすずり
)” の例文
すっぱりと手を切るから、
手切金
(
てぎれきん
)
の五十両、なんとか
工面
(
くめん
)
をしてくれと千賀春にいわれ、のぼせ上って前後の
見境
(
みさかい
)
もなく
親爺
(
おやじ
)
の
懸硯
(
かけすずり
)
から盗みだして渡したが、手を切るとは真赤な嘘。
顎十郎捕物帳:06 三人目
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
齢
(
よわい
)
は四十歳で有ったが、其死後右筆頭の満田長右衛門が或時氏郷の
懸硯
(
かけすずり
)
を開いて
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
硯
漢検準1級
部首:⽯
12画
“懸硯”で始まる語句
懸硯箱