懶者なまけもの)” の例文
弁論の雄などというと、いかにも聞えがいいが、それは人間を讃める言葉として本質にふれたものではない。況んや宰我は懶者なまけもので嘘つきだ。彼こそまぎれもない口舌の徒である。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)