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憇
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いこひ
ふりがな文庫
“
憇
(
いこひ
)” の例文
この孤獨——人界からの放逐!
憇
(
いこひ
)
の
錨
(
いかり
)
が切れたばかりか、殘る勇氣の足場さへ——少くとも一時的には——消え去つて了つた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
途方
(
とはう
)
に暮れた私に
憇
(
いこひ
)
の場所を惠んでくれるやうな氣にさせることは、もうとても出來さうもなく思はれるのであつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
私の
憇
(
いこひ
)
は十分に安らかだつたかも知れない、たゞ心の悲しみがそれを打ち
壞
(
こは
)
して了つた。私の悲しむ心は、
癒
(
いや
)
し難い心の傷、内心の苦惱、斷ち切られた
縁
(
えにし
)
の
絃
(
いと
)
を嘆いた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
憇
部首:⼼
15画
“憇”を含む語句
休憇
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