慾深爺よくふかじじい)” の例文
昔話には舌切雀したきりすずめのおもい葛籠つづらばばのように、または花咲爺はなさかじじいのとなりの慾深爺よくふかじじいのように、善人がしあわせをしたという話には、かならず悪い人が悪い報いを受けたということがついている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)