慷慨癖こうがいへき)” の例文
けれど、それは、純友の十八番おはこなのだ。酔えば必ず出る語気や涕涙ているいであって、叡山の日と限ったことではない。ひとつの慷慨癖こうがいへきだろうくらいに将門は受けとっていた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)