トップ
>
慵
>
もの
ふりがな文庫
“
慵
(
もの
)” の例文
何だか世間が
慵
(
もの
)
うく感ぜらるる。主人に劣らぬほどの
無性猫
(
ぶしょうねこ
)
となった。主人が書斎にのみ閉じ
籠
(
こも
)
っているのを人が失恋だ失恋だと評するのも無理はないと思うようになった。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
物思へばものみな
慵
(
もの
)
う
転寝
(
うたたね
)
に玉の
螺鈿
(
らでん
)
の枕をするも
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
慵
漢検1級
部首:⼼
14画
“慵”を含む語句
慵斎
慵鬟高髻緑婆娑