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愚姪方
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ぐてつかた
ふりがな文庫
“
愚姪方
(
ぐてつかた
)” の例文
壽阿彌が怪我をした家は
姪
(
をひ
)
の家ださうで、「
愚姪方
(
ぐてつかた
)
」と云つてある。此姪は其名を
詳
(
つまびらか
)
にせぬが、尋常の人では無かつたらしい。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
手紙に「
愚姪方
(
ぐてつかた
)
は大道一筋の境にて東神田故、
此
(
この
)
度
(
たび
)
は免れ候へ共、向側は西神田故過半燒失仕り候」
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
母一人、嫁一人、乳飮子一人、是等は助り申候、十八歳に成候者
愚姪方
(
ぐてつかた
)
にて
去暮迄
(
さるくれまで
)
召仕候女の身寄之者、十五歳に
成候者
(
なりそろは
)
愚姪方へ通ひづとめの者の宅の向ふの大工の
伜
(
せがれ
)
に御坐候
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
愚
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
姪
漢検準1級
部首:⼥
9画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“愚姪”で始まる語句
愚姪