意気衝天いきしょうてん)” の例文
初夏、麦を踏んで意気衝天いきしょうてんの征途につき、涼秋八月、満身創痍の大敗に恥を噛んで国へ帰る将士の気持としては、あながち誇張のない表現かもしれない。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)