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悲母
ふりがな文庫
“悲母”の読み方と例文
読み方
割合
ひも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひも
(逆引き)
だが、保元平治の戦いを身に知って来た
悲母
(
ひも
)
の常磐は、わが子が、興亡常なき武門にあこがれて、ふたたび父義朝の
轍
(
てつ
)
をふんではと、都の片隅で、ひとり心を
傷
(
いた
)
めているのです。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悲心の闇、
悲母
(
ひも
)
の迷い、風流を解すおばばではないが、秋の虫、萩すすき、前にはゆるい大川のながれ。——こうした中に身を置いては、彼女も、もののあわれに誘われぬ人間ではあり得ない。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悲母
(
ひも
)
の子を
念
(
おも
)
うこと
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悲母(ひも)の例文をもっと
(3作品)
見る
“悲母”の意味
《名詞》
慈悲、情け深い母。
(出典:Wiktionary)
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
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