恵陰嶺けいいんれい)” の例文
霧が深く展望がきかないままに、明の先鋒査大受は二千の騎兵を率いて恵陰嶺けいいんれいを過ぎて南下したが、十時が五百の部隊、果然夜の明けた七時頃に遭遇した。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)