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恵印
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えいん
ふりがな文庫
“
恵印
(
えいん
)” の例文
恵印
(
えいん
)
はどうやら赤鼻の奥がむず
痒
(
がゆ
)
いような心もちがして、しかつめらしく
南大門
(
なんだいもん
)
の石段を上って行く中にも、思わず吹き出さずには居られませんでした。
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
けれども
恵印
(
えいん
)
は実の所、猿沢の池に竜などがほんとうに住んでいたかどうか、心得ていた訳ではございません。
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
私どものまだ年若な時分、奈良に
蔵人得業
(
くろうどとくごう
)
恵印
(
えいん
)
と申しまして、
途方
(
とほう
)
もなく鼻の大きい
法師
(
ほうし
)
が一人居りました。
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
恵
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
印
常用漢字
小4
部首:⼙
6画
“恵印”で始まる語句
恵印法師