恍惚感こうこつかん)” の例文
こういう一種の恍惚感こうこつかんひたって私はまた、茶店ちゃみせの美少年の前を手を振って通り、家の中二階へ戻る。私は自分が人とかわっているのにときどきは死にくなった。
桃のある風景 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)