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怎
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いか
ふりがな文庫
“
怎
(
いか
)” の例文
さらば又
怎
(
いか
)
なればか我はこれを不可とすることを得べき。おほよそ造語はその必要ありてはじめて造らるべきものなり。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
嗚呼、此故よしは、我身だに知らざりしを、
怎
(
いか
)
でか人に知らるべき。わが心はかの
合歡
(
ねむ
)
といふ木の葉に似て、物觸れば縮みて避けんとす。我心は處女に似たり。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
嗚呼、此故よしは、我身だに知らざりしを、
怎
(
いか
)
でか人に知らるべき。わが心はかの
合歓
(
ねむ
)
といふ木の葉に似て、物
触
(
さや
)
れば縮みて避けんとす。我心は処女に似たり。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
怎
(
いか
)
なる業をなしても此地に留りて、君が世に出で玉はん日をこそ待ためと常には思ひしが、暫しの旅とて立出で玉ひしより此二十日ばかり、別離の思は日にけに茂りゆくのみ。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
怎
(
いか
)
なる業をなしても此地に留りて、君が世に出で玉はん日をこそ待ためと常には思ひしが、暫しの旅とて立出で玉ひしより此二十日ばかり、別離の思は日にけに茂りゆくのみ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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外套をばこゝにて脱ぎ、
廊
(
わたどの
)
をつたひて室の前まで往きしが、余は少し
踟蹰
(
ちちゆ
)
したり。同じく大學に在りし日に、余が品行の方正なるを激賞したる相澤が、けふは
怎
(
いか
)
なる面もちして出迎ふらん。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
外套をばこゝにて脱ぎ、
廊
(
わたどの
)
をつたひて室の前まで往きしが、余は少し
踟蹰
(
ちちう
)
したり。同じく大学に在りし日に、余が品行の方正なるを激賞したる相沢が、けふは
怎
(
いか
)
なる面もちして出迎ふらん。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
怎
漢検1級
部首:⼼
9画
“怎”を含む語句
怎麼
呀怎麽着了
怎生
怎的
怎那
怎麽不一様