志津ヶ岳しずがたけ)” の例文
鷲津次郎長世よりおよそ十三世を経て、鷲津九蔵宗範きゅうぞうむねのりなるものが天正てんしょう十三年八月越中えっちゅうの国の合戦に前田利家まえだとしいえに従い深手をこうむり、後に志津ヶ岳しずがたけの戦に手柄をなした。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)