微酔気味ほろよいぎみ)” の例文
初めは微酔気味ほろよいぎみであったのが段々真剣になって低い沈んだ調子でポツリポツリと話すのが淋しい秋の寂寞せきばくみ入るような気がして、内心承服出来ない言葉の一つ一つをシンミリとあじわわせられた。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)