御見棄おみす)” の例文
仮令たとへ急に悪病が起つて耻かしい様な不具かたはになつても、御見棄おみすてなさらぬのでせうかの、フン、言ひたい熱を吹いて、何処どこに今時、損徳も考へずに女房など貰ふ馬鹿があるものか
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)