御目守おまも)” の例文
こう云う御間がらでございましたから、大殿様の御臨終を、じっと御目守おまもりになっていらっしゃる若殿様の御姿ほど、私どもの心の上に不思議な影を宿したものはございません。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)